UMエンジニアリングの「UM」ってなんぞ?

こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか。

早いもので11月も中盤に差し掛かってきました。

気候は少し寒くなってきたものの、例年に比べ暖かい方なのか

と感じます。(工場内は未だに暑いくらいです)

世間を見渡せば、コロナウィルスの感染者数も低い水準で推移しており、

各種制限も解除され、元の日常が戻りつつあるように感じます。

この状況が続き、コロナ禍の終息の日が一日も早く来ることを願っています。


さて、本日はタイトルの通り、弊社の会社名について少し書いていきたいと思います。

ご存じ、弊社の会社名は「UMエンジニアリング有限会社」と申します。

この「UM」ってなんぞ?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここには主に3つの意味が込められています。

Urethane Molding

Under water cut Machine

Useful Machine

こちらの3点です。一つずつ説明していきます。

Urethane Molding

こちらは、ウレタンモールディングと読みます。

HP内の他のページにも書いていますが、弊社は主に

ポリウレタン材料を使用した射出成形を得意としています。

ですので、読んでその通り、ウレタンのモールディング

(モールドとは主にプラスチック金型の事を指し、モールディングで

その金型を用いた成形ということになります)

ということで、その頭文字をとっています。

Under water cut Machin

ここを説明するには弊社社長の独立前の出自にまで遡らなければなりません。

社長は弊社を設立する前はポリウレタン材料メーカーの設計部門に所属し、

各種設備の設計に従事しておりました。その当時携わった案件として、

水中カット式ペレタイザーという樹脂ペレットの製造機があり、それを英訳した

Under water cut Machin 」の頭文字を取っています。

この設備の詳細を解説しようとすると技術的な話に偏り、内容が分かりづらく

なりそうなのでざっくりと説明しますと、一般樹脂ペレットの製造方法は、押し出し機

で紐状に押し出された樹脂を一旦水の中を通し冷却、水から出てきたところを

高速でカットしていく事でペレット状に仕上げていきます。

ペレット画像
ペレット画像

しかし、ウレタンの場合、冷却固化が遅く、やや粘着性がある為、

一般樹脂と同じ製法だとカット後にペレット同士がくっついてダマに

なってしまい、うまく製造できません。

それを解消するための方法として、水槽に材料を直接押し出し、

その水槽の中でカットしてしまう事でダマになるのを防ぐという

方式がこの水中カット式ペレタイザーというものです。

この方式はそれ以前からあったものですが、こちらの機種はコストを抑え、

機能性も良くしたものだということです。

当時のパンフレット

Useful Machine

こちらは分かりやすいですね。

「誰にでも使いやすい設備を作る」という、社長が設計業務を

していた時のモットーを社名に込めたということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上が弊社の社名の由来です。

実際、現在は設備設計の業務は行っていないので、その由来は

Urethane Molding一つに譲ることになりますが、他二つの

由来は弊社の原点として社名にしっかりと刻まれており、歴史を

物語る大切な基礎となっています、

これからもこうした基礎大切にし、初心を忘れずに精進していきたいものです。

それでは、また

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